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2018年 04月 07日
先のお知らせの通り、ランジェリーブランドKINOEを立ち上げ、
最初の展示会を行う運びとなりました。 DMに書いた文章を紹介させて頂きます。 皆さま この度、自身で靴とバッグのブランドも展開する立野千重と共にランジェリーブランド「KINOE」を立ち上げ、最初の展示会を行う運びとなりました。 bra、panty、yumojiといった最もスタンダードなアイテム全4型10種を発表致します。色は黒と白。潔く始めます。 10代の頃はファッションが大好きで、20代はじめ頃からはその興味が(下へと)広がり、下着もよいものがないかと、いつも探していました。 日本では、すごくスポーティなものか、ナチュラルな素材でも少しセクシーさに欠けるもの、もしくは外国ブランドの気後れするような華美なレースのものというように、何かが足りなかったり過剰であったりするものばかりでした。 最近は選択肢が増え、随分豊かになったと思いますが、それでも本当に満足いくものに出会えずにいました。 そんな話を立野さんとするようになり、それでは自分たちで作ろうという、シンプルで無謀な答えへと至ったのでした。 ですから、KINOEには私たちの理想を全て詰め込みました。 しかし、パッドは詰め込みません。ワイヤーもいりません。胸を大きく見せたり、お尻を持ち上げたりする機能はほしくありませんでした。 それぞれの自然な体型を活かし、あとは運動をして引き締める努力はしても、そんなに無理して偽る必要はないと思うのです。 体を締め付けず、それでも身につけた時に体がきれいに見える形。 上質なシルクは、身につけていることを忘れるくらい軽やかですが、身につけていることに感覚を集中させると、その気持ちのよさにうっとりします。 着心地のよさのための工夫も細部に散りばめられています。 パッドがなくてもトップが響かないよう、braのカップは贅沢にもシルクを3枚重ねました。ぴったりとしたカットソーも安心して着られます。 肌に当たる金具は使わないこと。そのためにbraの肩紐は自在結びという結び方を取り入れ、自由自在に調整可能にしました。 pantyのクロッチ部分が強く当たらないようなパターン、タイトな洋服を着てもヒップラインが出ないような生地の選択と裾の処理。 ノーパンの開放感を味わいながら冷えないyumoji!これは上野千鶴子さんのエッセイから着想を得ました。着物はもちろん、洋服の下にも着てしまおうというのが私たちの提案です。 デザインは、どんな洋服の下に着ていても似合うよう、とてもシンプルにしました。 下着から靴下、ワンピースやジャケットまで、今日の自分は調和が取れていると感じる時、それは大きな自信になります。大変なこともがんばれる気がするのです。 そして、時には誰かのために選び、ちょっとウキウキしながら身につける。けれど、デートの予定がなくたって、トイレに行く度に、パンツかわいい…なんて思うのも悪くないものです。どちらも紛れもなく女性であることを楽しむことだと思うのです。 これを読んでくださっている男性の皆さんには何だか申し訳ありませんが、そのうちメンズラインも開発出来たらと思っています。 ユニセックスなものも作れるかもしれません。 女性の皆さんには是非手にとってご覧頂きたいです。そして、身につけてみて頂きたいです。 すっかり下の方の話になりましたが、気分は上向きに、ご機嫌に一緒に歩んでいきましょう。 皆さまにお目に掛かることを楽しみに、会場でお待ちしております。 2018.4 KINOE 山本 千夏 #
by GalleryYamamoto
| 2018-04-07 15:11
| 文
2018年 04月 07日
すっかりご無沙汰しております。
いつの間にやら春ですね。 この度、立野千重(靴・バッグ)と共にランジェリーブランド「KINOE」を立ち上げ、 この度最初の展示会を行う運びとなりました。 「KINOE Lingerie+ 展示会」 自然な美しさ、過不足なく満たされる シンプルで着心地がよく、機能的であること そして、女性として身につけること自体を楽しむこと 時には誰かのために、どんな時も自分自身のために 上質なシルクを使用したBra、Panty、Yumojiという 最もスタンダードなアイテム全4型10種を発表致します。 会場はジュエリーブランドtmh.の運営するスペースです。 是非あわせてご覧ください。 皆さまのお越しを心よりお待ちしております。 @tmh.&L’INTERIEUR 東京都渋谷区南恵比寿2-9-8 2B 03-3716-6982 http://www.atelier-tmh.com/about.html ◯free day 2018.4.21(土),22(日)12:00-19:00 どなたでも自由にご覧頂けます。 予約の必要はありません。 受注以外に、一部販売分もございます。 ◯business day 2018.4.24(火),25(水)12:00-19:00 業者の方にご覧頂く日程です。 予約制ですので、ご希望の日時を下記ウェブサイトのcontactメールにてご連絡ください。 担当:KINOE/山本千夏 kinoejapan.com #
by GalleryYamamoto
| 2018-04-07 15:08
| イベント
2018年 04月 07日
すっかりご無沙汰しております。
いつの間にやら春ですね。 この度、立野千重(靴・バッグ)と共にランジェリーブランド「KINOE」を立ち上げ、 この度最初の展示会を行う運びとなりました。 「KINOE Lingerie+ 展示会」 自然な美しさ、過不足なく満たされる シンプルで着心地がよく、機能的であること そして、女性として身につけること自体を楽しむこと 時には誰かのために、どんな時も自分自身のために 上質なシルクを使用したBra、Panty、Yumojiという最もスタンダードなアイテム全4型10種を発表致します。 会場はジュエリーブランドtmh.の運営するスペースです。 是非あわせてご覧ください。 皆さまのお越しを心よりお待ちしております。 @tmh.&L’INTERIEUR 東京都渋谷区恵比寿南2-9-8 2B 03-3716-6982 http://www.atelier-tmh.com/about.html ◯free day 2018.4.21(土),22(日)12:00-19:00 どなたでも自由にご覧頂けます。 予約の必要はありません。 受注以外に、一部販売分もございます。 ◯business day 2018.4.24(火),25(水)12:00-19:00 業者の方にご覧頂く日程です。 予約制ですので、ご希望の日時を下記ウェブサイトのcontactメールにてご連絡ください。 担当:KINOE/山本千夏 kinoejapan.com #
by GalleryYamamoto
| 2018-04-07 15:08
| イベント
2018年 01月 19日
遅ればせながら、あけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願い致します。 今日は大分県竹田市で進行中の TAKETA ART CULUTURE主催のプロジェクトについてお知らせです。 http://www.taketaartculture.com/tac2017_map06/ 昨年秋から始まった、 デザイナー猿山修さんと竹田市在住の作り手の皆さんとの 協働プロジェクト。 猿山さんがそれぞれの作り手に合わせてデザインを提供し、 作り手の皆さんに作って頂いた品物を TAKETA ART CULUTUREのオリジナルとして 流通、販売していくという試みです。 プロジェクト名は「猿竹工芸商会」! 今年の秋には品物のお披露目をする予定です。 私はこれまでギャラリーの企画運営をしてきたことを活かすべく、 どんなものがあったらよいか、 出来上がった品物を流通、販売していく上での事務的なこと、 日々運営していく中でどんな実務が必要になってくるか、 展覧会を構成する仕方 等をお伝えしていきます。 また、全部で第四章からなる(四冊)の フリーペーパー「些事を投げる」を発行し、 その文章を担当しています。 現在、一冊目をさる山や全国のギャラリーやお店で配布中です。 第一章では、猿山さんと私の自己紹介。 次章ではTAKETA ART CULUTUREの紹介をする予定です。 どこかで見かけたら、是非ご覧になってみてください。 贅沢にも活版で作っています! このブログでは、第一章の全文を紹介させて頂きます。 ちょっと長いですが、お付き合い頂けますと幸いです。 些事を投げる 第一章 誰? 一 猿山は本名です。よく聞かれるので聞かれる前にお伝えしておきます。神社がルーツです、と言うと皆さん何となく納得してくれます。ちなみに事実です。猿山はデザイナーだというけれど、店もやっているし、そこには古物もあれば作家もの、自身がデザインしたものもあるらしい。デザインと一言にいってもグラフィックやらプロダクト、空間まで色々やっているし、しまいには作曲したり、演奏もするらしい。皆さん少し混乱した顔で、幅広いですね、と言ってくれます。わかりにくくて恐縮です。 ですが、このわかりにくさこそが、猿山の仕事の本質だと思うのです。これまた覚えにくい、その前に読みにくいし聞き取りにくいのですが「ギュメレイアウトスタジオ+さる山」という事務所兼店舗の名前にそれがよく表されています。 まずは大抵の方が首を傾げる、ギュメという言葉。これは印刷の世界で引用符、つまり «» のことを指します。で? ですよね。それでは試しに、このかっこの中に名刺と入れてみましょう。« 名刺 »レイアウトスタジオ+さる山。名刺をデザインするということは、ご想像通り、名前や住所、電話番号等の必要な情報をレイアウト(配置、配列、構成)することです。猿山の名刺をご覧になったことのある方はおわかりになると思いますが、常に読みやすさと格好よさが戦い、拮抗し、時に格好よさが勝っています。格好よい名刺をご希望の方、是非ご依頼ください。その際、多少読みにくくてもご容赦ください。 失礼致しました、話を元に戻しましょう。この要領で«プロダクト»と入れてみます。プロダクトをデザインするということは、例えばコーヒーカップであれば、コーヒーを飲むために必要な機能と見た目の美しさを考慮し、カップを形作る線をレイアウトしていきます。ひとつひとつの線を選び、適切に配置することで図面が出来上がります。この図面を元に作り手の方に実際の形にして頂くわけです。プロダクトにおいては、見た目の美しさもさることながら、使いやすさについても高い評価を頂いています。こちらも是非ご依頼ください。 それでは、« 作曲»はどうでしょう。音を選び、配置することですよね。それが流れ聞こえてくれば音楽になります。« 空間»はどうでしょう。五線譜が空間に置き換わるようにして、例えば、ある部屋の中のどこに机を置くか、どこからどのくらいの長さで照明を吊り下げるか。置くものを選び、余白を意識しながら、それらを配置していくことです。 «»の中身が何であっても、レイアウトすること、それが猿山にとってのデザインであり、だからこそ分野に縛られることなくデザインしてきたことは自然なことであるし、必然だとも言えるのではないかと思います。デザインという仕事に対する姿勢、定義を体現する名前として、デザイン事務所名を「ギュメレイアウトスタジオ」としました。説明なしに気が付いてくれた人はひとりもいません。 続いて、ギュメレイアウトスタジオ+さる山の「さる山」についてご説明したいと思います。デザイン事務所を兼ねた店舗である以上、自身がデザインを手掛けたものを扱うのは当然ですよね。 では古物は? 少し長くなりますが、話は猿山が西荻窪で店を始めた二十四年前に遡ります。そもそも古物を求めるようになったのは、食器デザインの依頼がきたことが始まりです。猿山も若い時があったのですね。ちなみに、長髪は小さい時からです。こちらもよく聞かれるので聞かれる前にお伝えしておきます。最初はお皿ひとつデザインするにもわからないことばかりです。直径は? 深さは? 丸? 四角? 装飾は? その答えを古物は持っていました。長い年月を経て残されてきたものには必ず訳があります。使いやすさや美しさの理由を古物は黙って示しています。なぜこの大きさでこの形なのか、古物の有する必然性を抽出して現代に活かすこと。それが猿山デザインの特徴であり、古物との対話がうまくいっていれば、使いやすく美しいと思って頂けるものになっているはずです。このようにして参照していく中でいっぱいになった古物を販売し始めました。西荻窪時代は、デザイナーとしてよりむしろ古物店主としての認知の方が大きかったほどです。その後、麻布十番に移転し、デザインの仕事が増え、現在のようなスタイルになりました。振り返れば、店を持つ五年ほど前からデザインの仕事を受けていました。気が付いたら、デザイナーになって二十九年が過ぎていました。 西荻窪の頃から、工芸の作り手たちが店を訪ねてくるようになったことがきっかけで、作り手の持っている技術や特徴を活かしたデザインを提供し、協働する仕事が始まりました。その仕事を発表、販売することも「さる山」の大事な役割のひとつです。 二十九年前、何も決まっていませんでした。言ってみれば、お先真っ暗です。計画通りのことなどひとつもありません。一回一回の出会いから何かが生まれ、目の前のことに必死で取り組んできた、その全てが今に繋がっていると思います。全然仕事がなくて辛い時、忙しくて大変な時、どんな時でもずっと変わらず続けてきたことが二つだけあります。煙草を吸うこととお酒を飲むことです。 猿山修、デザイナーです。どうぞよろしくお願い致します。 誰? 二 猿山のことを好き勝手に書いていますが、今度は私、山本千夏の自己紹介をさせて頂きます。よく「ギュメレイアウトスタジオ+さる山」で何をやっているの? と聞かれます。なぜかあまり仕事をせずに遊んでいるように見られます。霊感の強い方が、あなたの前世は室町時代のお姫さまと言っていたので、そのせいかもしれません。この言い訳、結構気に入っています。実際には、デザインと経理以外のあらゆることです。重要なことは全部猿山さんか、と思われるかもしれませんが、意外にそうでもないはずです。まずは、さる山で販売したり、取引先に卸している猿山デザインの品物の在庫管理。注文が入れば、梱包して出荷、請求書を送ります。品物の種類が数百はあるので、正直言って、好き嫌いはあります。猿山展の依頼が来れば、その場所に合わせて構成を考え、納品して展覧会がひとつ成り立つように手配します。デザインの依頼が来れば、品物が出来上がるまでの細かなやり取りをし、もちろんデザイン料を厳しく請求します。雑誌掲載の依頼があれば、取材日程の調整や記事の校正も行います。猿山は記憶が薄めなので、仕事から登山まで、日々のスケジュール管理も大事な仕事です。さる山での展覧会の企画と運営、接客、搬入と搬出作業は年に数回。今年の十二月にギュメレイアウトスタジオから発売予定の本では、文章も担当し、写真家の方への写真催促から、お披露目展の手配まで縦横無尽です。いくつものデザイン依頼、様々なプロジェクトや催しへの参加、立ち上げから関わったブランドへの継続的なアドバイス、たまに執筆等々、並行してやらなければならないことが多いので、時々頭の中が混乱します。が、眠ると大体よくなります。こうして書いてみると、私の仕事は、作り手、制作会社、取引先、一般のお客さま等々、外部の方とのコミュニケーションが大きな割合を占めているようです。ちなみに飲みニケーションは得意です。表現が古くて恐縮です。 デザインという仕事を、線を描いて図面を起こすということから少し幅を広げて考えてみると、ひとつの品物が出来上がるまでにどのように物事を進行していくか、完成したものをどのように伝え、流通していくか、そのためにどのようなことが必要か、どんな方法があるか、といった、具体的なデザインを支え、うまくいくように運んでいくこともデザインの範疇だと言えるかもしれません。これが、デザイン事務所の一員として猿山と共にTAKETAART CULTUREに参加する意義であり、私の役割だと思っています。 もうひとつ、私は「GalleryYamamoto」というギャラリーでも働いています。栃木県の野木町というところにあります。有名でないことで有名な街です。両親が元々ギャラリーを経営しており、私も十八年ほど前から一緒に仕事をするようになりました。両親は、主に西洋アンティークの家具や食器、フランスの版画、日本の伝統工芸等を扱っていました。また、海外からクラシックの演奏家を招聘し、コンサートを企画する仕事もギャラリーと並行して三十年ほど続けました。私が二十五歳の時、工芸の企画を任され、両親とは少し毛色の違うものを選びました。以前から友人だった九谷焼の上出長右衛門窯の上出恵悟さんに始まり、漆の赤木明登さん、陶芸の内田鋼一さん、木工の三谷龍二さん等、素晴らしい作り手の方々が展覧会を引き受けてくださり、お客さまに紹介することが出来ました。その中で猿山とも出会い、猿山デザインの品物も多く扱いました。現在は、企画展はお休みしていますが、これまでも取り組んで来た、海外の絵画コレクションを日本に紹介する仕事は継続中です。 私にとって、展覧会を企画する上での大きな興味は、まずはもの自体の魅力ですが、それに加え、捉え方によってものの見え方が変わるというところでした。テーマに合わせて数人の作り手に声を掛けたり、特別に品物を作ってもらったりしました。DMには必ず文を添えました。視点によってものが違って見えるという発見は、目の前が開けるような自由をもたらします。作り手と企画する私、そして観る人がいて、展覧会の間だけその世界が生じる。そして、使い手が持ち帰ったものは、またそれぞれの場所でその人との物語を紡いでいく。それぞれがバラバラに存在していても何も起きないのです。関わる皆がいてはじめて、人もものも活きるのだと思います。 作り手は何てすごいのだろう。毎回こちらの想像を超えて生み出されるものを前に何度も感動しました。それでも、それだけでは十分ではありません。よいものが生まれたとして、売れていくものもあれば、そうでもないものもあります。デザインは魔法ではないですし、作り手は魔法は使えません。もちろん、私もです。誰にもそんな特別な力はなくて、出会って、それぞれがそれぞれの場所で、役割で、力を出し切り、届くべきところに伝わった時、関わった皆が幸せになる。いつも奇跡だなと思います。こうすればうまくいくという方程式を私は知りません。数学は大の苦手でした。その時々に、ひとつひとつ丁寧にやっていくしかないのだと思います。堂々とデザイン料を請求出来るようにがんばります。 山本千夏、肩書き募集中です。どうぞよろしくお願い致します。 「猿竹工芸商会」については、また進行状況を報告させて頂きます! #
by GalleryYamamoto
| 2018-01-19 15:14
| イベント
2017年 12月 16日
毎年恒例の濱中史朗の展覧会が
麻布十番のさる山で開催されています。 今年は展示に合わせ、書籍が発売になりました。 私は書籍の文章を担当致しました。 史朗さんのもの作りについて、少し抽象的な文を書きました。 さる山では、史朗さんの新作の器と書籍、 同時開催の森岡書店では、書籍に加え、 10年ほど前に史朗さんが製作した無釉白磁に 安西淳さんが漆を、加藤由香子さんが箔や蒔絵を 施してくださった、特別な作品が並びます。 お知らせが遅くなってしまいましたが、 どちらも明日までです。 是非お出掛けください。 濱中史朗展 “alternative white” Shiro HAMANAKA exhibition | ceramic works and photo books写真家みなもと忠之撮影による濱中史朗周辺を記録した写真集、“alternative white”を刊行致します。上記内容の本冊と「さる山」での濱中史朗展案内状をまとめた別冊からなるものです。 本冊/AB判ドイツ装、別冊/AB判仮フランス装(300部限定) 「さる山」にて濱中史朗の新作と写真集、「森岡書店」では濱中史朗の無釉白磁に漆(安西淳)と加飾(加藤由香子)を施した陶胎漆器を展示販売致します。製本家の西尾彩製作専用函に写真集と濱中史朗の平杯を納めた限定版も用意し、両会場にて販売・予約を承ります。 濱中史朗展 “alternative white” 於「さる山」 濱中史朗展 “alternative white” 於「森岡書店」 2017年12月12日(火)–17日(日) #
by GalleryYamamoto
| 2017-12-16 14:02
| 文
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